お客様サポート 切断FAQ
ワイエイシイダステックは、切断機(切断装置)の専門メーカーで、設計から製造、販売までトータルでご提供しています。当社にできることや切断技術、サポートなど様々な疑問、ご質問に対し、技術者や担当者がわかりやすくお答えしていきます。
ご質問一覧
切断できる素材(ワーク)や加工についてのご質問など、できるだけ具体的な素材を例にあげてお答えします。
回 答
丸型加工は可能ですか?
- 可能です。コアドリルマシンにより、ガラス、シリコンウェハー、水晶を丸型に切断加工するのが効率よい加工法です。従来、ワークを四角に切断し、接着後丸目研磨加工を行っておりましたが、材料を効率よく一気に丸型に切断することが可能となりました。
なお、同心円加工及びドーナツ(二重刃)加工も可能です。
ワーク(材料)に対する適切な切断ブレードは?
- 例えば、ガラス・セラミック・水晶・サファイヤ・SUS・ニッケル・銅・樹脂などのワークに対し、各種切断用ダイヤモンドブレードを取りそろえております。ワイエイシイダステックでは、アプリケーション室・専任スタッフが選定にあたり、素材に最適なブレードをご提案させていただきます。なお、当サイトのお客様サポートのテストカット、及びブレード販売につきましてもご参照ください。
金属や樹脂の切断は可能ですか?
- 金属としては、ニッケル・アルミ・銅・ステンレス材の精密切断が可能です。
内容によっては、ドライカットも可能です。
また、樹脂・ガラスエポキシ基板の切断も行っておりますので、ご相談ください。
AL(アルミニウム)板のバリを抑えて、切断できますか?
AL板(サイズ:300×150×1.8tmm)をスライサーにて、マルチブレード(多枚刃)を使用することで、極力バリを抑えて切断加工することができます。
※AL板は、LEDの放熱板(ヒートシンク)に使用されることが多い素材です。
SUS(ステンレス)板をきれいに切ることができますか?
スライサーでSUS板を、できるかぎりバリを小さく、きれいにフルカットできます。
※SUS板は、特殊放熱板に使用されることがあります。
Cu(銅)板を切断できますか?
スライサーでCu板を、切断条件によりバリを小さく切ることができます。
※Cu板は、特殊放熱板に使用されることがあります。
アルミLED放熱基板にダメージを与えない切断加工(スライシング加工)は可能ですか?
反りを発生させず、美しい断面で切断できます。
従来のせん断加工と当社のスライシング加工の比較をご覧ください。
どの角度からみても、スライシング加工は美しい切断面を保持しています!1.側面 「反り」発生状況比較
2.切断面 比較
[せん断加工]
切断面にバリの発生が確認されます。 また切断面に直線的な美しさが見られません。切断の際、かなりの影響を受けていることがわかります。[スライシング加工]
せん断加工と異なり、美しい断面です。 バリの発生も認められません。3.端面 反り比較
[せん断加工]端面
[スライシング加工]
4.エッジ面 バリ比較
[せん断加工]
[スライシング加工]