切断事例
凍結仕様なら簡単固定で、ダメージ軽減 凹凸のあるデジカメ用レンズの切断
- 課題
- デジカメ用のレンズなど、
素材に凹凸がある場合の固定 - 事例
- 凹凸のあるデジカメ用レンズの切断!!
凍結仕様で簡単固定、素材へも作業者へも
負荷を軽減します
レンズの固定
従来は、前後工程の作業負荷・素材への負荷が大きく…
例えばデジカメ用のレンズ。当然のことながら平らではないため、固定が困難です。
固定できるポイントは限られています。従来は位置決めをし、ワックス等で固定していました。ワックスは強力に固定できますが、前工程、後工程での作業が重労働。
ワックスを使用するには、まず温める必要があります。危険! 汚い! 臭い! という3Kに熱さが加わります(70~120℃)。切断後は同様に加温して剥離。素材を傷付けないためには高性能の洗浄機や溶剤も必要です。
作業的な負荷が高いということは、スピード面、コスト面にも影響を及ぼします。
また、レンズのようなデリケートな素材の場合、工数の多さはダメージにも直結しがちでした。
凍結固定なら、驚くほど作業が簡単!
ワイエイシイダステックが開発した凍結固定仕様は、作業性抜群で簡単に固定できます。
素材(ワーク)に専用接着液(チャックリキッドCK10:無色透明無臭の液体)を常温のまま塗布し、マイナス15℃で凍結。
ブレードで切断した後は、温水(室温程度)に浸けて剥離し、同じく温水で数回洗浄するだけ。専用の洗浄装置も不要です。
ケミカル溶剤を一切使用しないため、作業者への負荷も大幅軽減。工数が少ないということは、素材へのダメージを大幅に軽減できるだけではなく、スピードアップ・コスト削減も可能にしました。
■ 作業工程図
※チャックリキッドCK10:無色透明無臭の液体
■ 凍結固定切断装置なら、各種レンズ、各種プリズムも切断可能
※凍結固定以外でも、ワイエイシイダステックの切断装置でクリアできる事例は多数!
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