切断事例
凍結固定なら、従来の接着剤は不要 接着剤が使えないポーラス材切断
- 課題
- ポーラス材を切断したいが、接着剤の洗浄など問題が集積
- 事例
- ポーラス材の切断も難なくクリア!
凍結固定なら、剥離も洗浄も問題ありません
生セラミックス
従来は、気泡に入り込んだ接着剤が問題でした
ポーラス(多孔質体)素材はその特性が期待され、様々な産業分野で利用が進んでいます。
ところが切断加工時には、多孔質というこの特性がネックとなり、利用者の頭を悩ませています。
切断時には、固定目的でテープやワックスなどが欠かせません。
歩留り良く切断するにはしっかり固定することがポイントとなるため、接着剤も強力なものが使用されます。
切断後、これを剥離して洗浄するわけですが、多孔質のためこの細かい穴にも接着剤が入り込んでいます。
これを全て洗浄するためには、剥離剤や洗浄剤の温度を上げる、洗浄の回数を増やすなどの必要が生じます。
ポーラス素材が化学反応を起こすなど素材へのダメージも大きく、課題とされてきました。
凍結固定が解決します!
ワイエイシイダステックが開発した凍結固定切断装置は、凍結の補助剤として専用接着液(チャックリキッドCK10:無色透明無臭の液体)を利用しますが、切断後は温水のみで簡単に剥離・洗浄できます。
洗浄回数もわずか。専用の洗浄設備も溶剤も不要なため、ポーラス材の切断に最適です。
■ 凍結固定切断装置なら、各種レンズ、各種プリズムも切断可能
※凍結固定以外でも、ワイエイシイダステックの切断装置でクリアできる事例は多数!
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・超薄い ・ゆがんでいる ・形状が複雑 ・厚手 ・凹凸がある ・新素材 ・デリケート
・柔らかい