[ヒト毛髪・繊維片/ 縦スライス装置]
Bio Slicer DBS501 KATANA
『世界初』0.08㎜の毛髪を縦方向へ一刀両断
“熟練技”や“職人技”とされた、毛髪など生体片や繊維などの
縦方向への「超微細スライス加工」を誰でも簡単かつ迅速に行えます。
『Bio Slicer DBS501 KATANA(以下バイオスライサーKATANA)』は、これまで高難度とされていた
「縦断面試料」の製作を容易にし、毛髪による薬物検出や
微細繊維片の観察に不可欠な縦断面スライス作業の標準化が図れます。
[バイオスライサー KATANAの3つの特長]
唯一無二の画期的な切断デバイス誕生
操作性とコンパクト性を両立
1世界初
毛髪には膨大な情報が詰まっています。とりわけ、縦断面からは経時的変化が得られるとされています。ただ、縦方向への切断は極めて困難で、属人的な作業に頼っているのが現状です。それを可能としたのがKATANAです。専用装置として世界で初めて、開発に成功しました。
2かんたん
手順さえ覚えれば、誰でも切断可能な装置をめざしました。
毛髪試料のセッティングからスライス作業まで、すべて数値化しています。専門スタッフに頼らず定量的な標本作製プロトコロルを構築することができます。
3卓上型
小型のデスクトップタイプで、設置場所の確保にも困りません。
おおよそ、幅46センチ、奥行き47センチ、高さ55センチとなります。
100V電源があれば直ぐに使えます。1台で複数部署で共有することも可能です。
ヒト毛髪の
横断面の輪切りではなく、縦断面スライスを実現!
[バイオスライサー KATANAの概要]
職人技だったセッティング、スライス作業を
誰でも可能に完全プロトコル化
ヒト毛髪などの微細で弾力性の強い試料のセッティング、スライス作業を
数値的に標準化することで、専任者の技量に依存していた標本作業から解放されます。
最先端技術が求められる様々なビジネス分野などの現場で行うサンプル製作が、
属人化することなくプロトコル化できます。
ヒト毛髪・繊維片スライス装置
Bio Slicer DBS501 KATANA
[ 主な特長 ]
- ・試料を縦方向へ自動切断
- ・専用治具と位置決め機構により数値による設定が可能
- ・高解像度のCCDカメラと大型モニタを搭載し、
設定とスライス作業がモニタで確認可能 - ・ブレードの高さは自動調整
- ・ワークの高さ調整は、2つのハンドルで微細な操作を実現
- ・コンパクトな筐体で使い勝手を考慮した卓上サイズ
セッティング/縦断面試料
動画で見るバイオスライサーKATANA
[応用が想定されるビジネス分野]
様々なジャンルの研究・開発部門の
検査前処理プロセスに変革をもたらす
バイオスライサー刀は、毛髪分析、服薬履歴管理を行う検証機関、
メーカーの食料品/化粧品/医薬品/健康食品製造の研究開発部門、
また先端技術が求められる繊維業界など様々な現場での活用が想定できます。
分析装置にかける前の準備プロセスでの画期的なツールとしての利用が見込まれます。
ユーザーからの声
- 毛髪縦断面のイメージング質量分析により、薬物摂取の履歴が、時系列に網羅的に
解明できると期待している(公的検証機関・法医学教室) - 毛髪の内部の元素を、網羅的に分析できる可能性がある(大学・薬学部)
- 毛髪を縦方向にスライスすることは、新しい知見を得ることに一躍買う可能性が
あると考えている(化粧品メーカー/研究開発部) - 繊維片の縦断面が容易に作製できれば、これまでと違う調査分析を顧客に提案
できると思う(分析サービス機関) - 食物・根などの縦断面の分析について、定量化実現に限りなく近づいてきた
(食品メーカー)
毛髪の分析・検査装置に
新たな精度や発見をもたらす
画期的な前処理ツールの登場です
- ※バイオスライサーKATANAは、令和元年度埼玉県先端製品開発費補助金事業に
採択され開発されました。 - ※本情報は、開発中のものです。予告なく変更される場合がございます。